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2018年01月11日(木)

第390回CBI学会講演会「臨床分野におけるAI活用の可能性と実際」

第390回CBI学会講演会「臨床分野におけるAI活用の可能性と実際」
ライフサイエンスの産業分野における人工知能やビッグデータを活用したアプローチが具体的に動きつつある。創薬においては大きくは基礎研究系と臨床開発系におけるAI利用が具体的に進みつつある。現在、ディープラーニングなどの優れた解析手法が囲碁のアルファ碁や自動運転技術の実用化で脚光を浴びているがライフサイエンス分野においてもこれらの技術の応用が期待されている。しかし、解析手法が確立されてもAIの活用には学習させるための大量のデータが必要で、どのようにデータを収集するか。あるいは既存のデータをどのように利用するかが技術面、倫理面で大きな課題として立ちはだかる。今回はAIとIoTの今後の展開を俯瞰的に概観し、その後、臨床系におけるデータ収集の利活用とその展望、さらには臨床系におけるAI活用の実際と可能性について現在進行しているAIコンソーシアム(LINC)の中からいくつかの事例を報告しました。

主 催:情報計算化学生物学会(CBI学会)
共 催:公益財団法人 都市活力研究所
     NPO法人 バイオグリッドセンター関西
日時 2017年12月22日(金)
13時00分~19時15分
開催場所 グランフロント大阪 ナレッジキャピタル 北館タワーC
研究会:8F カンファレンスルームタワーC RoomC01+02 
交流会:当財団セミナールーム
プログラム 1. 13:00 - 13:40
「大阪大学におけるビッグデータへの取り組み」
下條真司(大阪大学)

2. 13:40 - 14:40
「弘前COIの将来展望-超多項目健康ビッグデータをどう活かすか-」
村下公一(弘前大学)

<14:40 - 15:00 休憩>
3. 15:00 - 15:45
「医療・ライフサイエンス分野でのディープラーニング活用」
山田泰永(エヌビディア合同会社 メディカル・ライフサイエンスビジネス責任者)

4. 15:45 - 16:30
「産学連携コンソーシアム LINCで挑むAI創薬」
奥野恭史(京都大学)

5. 16:30 - 16:45
総括

17:15 - 19:15 懇親会
参加人数 講演会:133名 
懇親会:32名

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