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2018年05月30日(水)

第394回CBI学会講演会「分子ロボティクス:これまでの成果と創薬応用への可能性について」

第394回CBI学会講演会「分子ロボティクス:これまでの成果と創薬応用への可能性について」
2012年に科研費新学術領域研究「分子ロボティクス」が採択され、生体分子を用いて「感覚」と「知能」を備えたロボットを創生する研究が始動した。プロジェクト成果として「アメーバ型ロボット」、「スライム型ロボット」のプロトタイプが開発され、2017年には日本学術会議の第23期学術の大型研究計画に関するマスタープラン(マスタープラン2017)に採択された。派生プロジェクトとしては、8件の科研費プロジェクトに加え、2016年からはNEDO「分子人工筋肉」、2017年にはJST「分子ロボットELSI」が始まっている。基礎研究としては注目を集めている分子ロボティクスであるが、応用技術への展開はほとんど手付かずである。本講演では、創薬への応用可能性が高い核酸技術を中心に分子ロボティクス技術について紹介した。

主 催:情報計算化学生物学会(CBI学会)
共 催:公益財団法人 都市活力研究所
  NPO法人 バイオグリッドセンター関西
日時 2018年05月18日(金)
13:30-19:30
開催場所 グランフロント大阪 ナレッジキャピタル(大阪市北区大深町3-1)
北館タワーC 9階 VisLab OSAKA
プログラム 1. 13:30-14:10
「分子ロボティクス:これまでの成果と将来構想」
小長谷明彦(東京工業大学)

2. 14:10-14:50
「RNA分子ロボティクスのiPS細胞への活用」
齊藤博英(京都大学)

3. 14:50-15:30
「非環状型人工核酸による分子演算の拡張と核酸医薬への展開」
浅沼浩之(名古屋大学)

<15:30-15:50 休憩>

4. 15:50-16:30
「インテリジェントDDSキャリア・3次元培養基材としてのインジェクタブルDNAヒドロゲル」
葛谷明紀(関西大学)

5. 16:30-17:10
「DNAオリガミを用いた反応場制御」
多田隈尚史(大阪大学)

6. 17:10-17:30 総合討論

17:45-19:30 懇親会
参加費 講演会:一般10000円、CBI学会会員 無料
懇親会:2000円
参加人数 講演会:56名 
懇親会:19名

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