日時 |
2024年09月04日(水)
【開催時間】14:00~16:00 |
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開催場所 |
オンライン:zoomウェビナー ※申込者には当日のアクセス方法を別途メールにてご連絡いたします。(開催約1週間前) zoomが使用できない場合は、ご参加いただけませんのでご了承ください。 |
プログラム |
講演Ⅰ 14:00-15:00 「生物発光が持つ多様な応用展開 -生理活性物質の探索から農薬検出まで-」 産業技術総合研究所 生命工学領域 首席研究員 近江谷 克裕 氏 生物発光は、ルシフェリン-ルシフェラーゼ酵素反応に基づく光、「冷光」である。生物発光反応の光シグナルは遺伝子発現レポータアッセイ、発光イメージングやイムノアッセイなどに利用されている。我々はホタル(発光甲虫)の多彩な発光色に着目、複数の遺伝子を同時に解析する手法を開発、毒性評価や生理活性物質の探索法を確立した。また、ホタルの基質合成系を模倣することで新規の農薬検出技術を開発した。本セミナーではユニークな生物発光の利用法を紹介する。 講演Ⅱ 15:00-16:00 「ゲノム編集スクリーニングを用いたがんの新しい病態理解と治療応用」 大阪大学大学院医学系研究科・生命機能研究科(兼任)がん病理学 教授 井上 大地 氏 複雑怪奇な「がん」の病態や治療標的を理解する上で、「考えて辿り着く」領域を超える手法が求められている。CRISPR技術を用いたスクリーニング解析などデータドリブンな手法を組み合わせることで、予想もしない発がん機構が明らかになってきた。例えば、がん細胞において転写後RNAレベルで遺伝情報が歪められ、重要な遺伝子の機能が喪失したり変容することが捉えられており、新病理に基づく治療応用が期待されている。本講演では、臨床データと生体モデル解析、データ駆動型サイエンスを融合させた病態理解と治療応用に向けた取り組みについて紹介する。 |
参加費 | 無料 |
定員 | オンライン開催のため特に設けておりません。 |
申込 |
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