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2014年02月05日(水)

専門セミナー「都市と大学の将来を考える」

専門セミナー「都市と大学の将来を考える」
 京阪神地域は全国的にみても多くの大学・教育機関が集積しており、その集積を活かし国際競争力のある都市圏となっていくことが期待されております。当財団では、京阪神地域の様々な開発プロジェクトや未利用地の活用などを進めていくうえで、大学の都心部への進出を含め、大学と都市の関係をあらためて見直しともに発展できる方策を、産学官のメンバーで構成する「都心戦略検討会」を開催して検討してまいりました。今般、その成果を提言させていただくとともに、再開発地区への大学誘致とまちの活性化に関する事例や大阪府市の大学関連施策とイノベーション創出の取り組み、進学ブランド力調査について解説をいただきながら、大学や自治体、まちづくりに関係する民間企業・団体の皆様と意見交換を図りつつ、都市と大学の将来について考えるセミナーを開催しました。

 まず、(株)アークポイント取締役大阪事務所長で一般社団法人水都大阪パートナーズ代表理事の高梨日出夫様より、平成24年度都心戦略検討会~都市と大学~の結果ついてご発表いただきました。
 その後東京での事例紹介として、東京都中野区副区長の英直彦様より、中野四季の都市のまちづくりにおける大学誘致と産学官連携等についてご講演をいただきました。
 続いて大阪での取り組み紹介として、大阪市都市計画局部長の山口あをい様から、大阪府市の大学関連施策とイノベーション創出の取り組みについてご発表をいただきました。
 最後の講演としてリクルート進学総研所長で雑誌「カレッジマネジメント」編集長の小林浩様より進学ブランド力調査の結果を大学改革とキャンパス移転効果を中心にご説明いただきました。
 そして、立命館大学総合科学技術研究機構上席研究員の村橋正武様と関西学院大学総合政策学部教授の角野幸博様によるコーディネートのもと、ディスカッションを行い、活発な質疑応答が行われました。
日時 2013年11月19日(火)
午後3時~午後6時
開催場所 ナレッジキャピタル コングレコンベンションセンター ルーム8
大阪市北区大深町3番1号
グランフロント大阪ナレッジキャピタル
プログラム 14:30 開 場
15:00 開 会、主催者あいさつ
<セッション1>
「平成24年度都心戦略検討会~都市と大学~結果報告」
  (株)アークポイント 取締役大阪事務所長
  一般社団法人水都大阪パートナーズ代表理事 高梨 日出夫 氏
「中野四季の都市のまちづくりにおける大学誘致と産学官連携等について」
  東京都中野区 副区長 英 直彦 氏
「大阪府市の大学関連施策とイノベーション創出の取り組み」
  大阪市都市計画局 部長 山口 あをい 氏
16:30 休憩
16:40  <セッション2>
「進学ブランド力調査~大学改革とキャンパス移転効果を中心に~」
  リクルート進学総研 所長 小林 浩 氏
質疑応答、ディスカッション
  【進行】
   立命館大学 総合科学技術研究機構 上席研究員 村橋 正武 氏
   関西学院大学 総合政策学部 教授 角野 幸博 氏
18:00 閉 会
18:05 懇親会
参加費 セミナー無料、懇親会2,000円
参加人数 103名

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