事業実績

2014年08月06日(水)

FOCUSスパコンを利用したMIZUHO/BioStation ハンズオンセミナー

MIZUHO/BioStationは、フラグメント分子軌道(FMO)法に基づいてタンパク質などの大規模分子
の電子状態計算や相互作用解析を可能にした量子化学計算プログラムパッケージであり、
計算エンジンABINIT-MPと専用可視化プログラムBioStation Viewerから構成されています。
FMO法により計算された電子状態計算結果を可視化して直感的に用いることが可能であり、
リガンド化合物とタンパク質との相互作用を官能基単位で定量的に評価することができるため、
創薬における分子設計に有用な知見を得ることができます。

 FOCUSスパコンではMIZUHO/BioStationを商用アプリケーションとして導入し、2014年6月より
従量制サービスを開始致しました。本セミナーでは、FOCUSスパコンを用いてMIZUHO/BioStaionの
計算条件設定から計算実行、計算結果の評価までの一連の解析を実際に体験していただけます。
日時 2014年08月06日(水)
13:00-17:00
開催場所 兵庫県神戸市中央区港島南町7-1-28 計算科学センタービル 2F実習室
http://www.j-focus.or.jp/access.html 
プログラム 13:00-14:00 MIZUHO/BioStationの概要説明
(1)MIZUHO/BioStation 機能紹介
(2)MIZUHO/BioStation 解析事例紹介
-講師-
みずほ情報総研株式会社 サイエンスソリューション部
バイオエンジニアリングチームコンサルタント 塚本 貴志
14:00-17:00 MIZUHO/BioStationの操作説明と演習課題の実践
(1)一連の作業手順、操作方法、計算結果の評価方法についての説明
(2)FOCUSスパコンを用いた演習課題の実践
・FMO計算の条件設定から実行、結果解析までの一連の作業手順
・タンパク質とリガンド複合体のIFIE解析
・ユーザー指定の手動フラグメントの分割方法
・PIEDA解析による相互作用エネルギーの分解
-講師-
みずほ情報総研株式会社 サイエンスソリューション部
バイオエンジニアリングチームコンサルタント 北川 さや香
参加人数 20名

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