事業実績

2015年01月21日(水)

すまい・まちづくりトーク第3回  『コンパクトなまちづくりの実現に向けて』

すまい・まちづくりトーク第3回  『コンパクトなまちづくりの実現に向けて』
              主催:公益財団法人 都市活力研究所
              後援:国土交通省 近畿地方整備局
                 一般財団法人 都市みらい推進機構

 本年8月1日に改正都市再生特別措置法が施行され、人口の急激な減少と高齢化に対応してコンパクトなまちづくりを進めていくための立地適正化計画が制度化されました。コンパクト・シティの形成という我が国の都市の新たな方向性を定めた制度と言えます。これに合わせて都市機能立地支援事業、都市再構築戦略事業などコンパクトなまちづくりを推進する事業等も創設されています。
 コンパクトなまちづくりは、公共施設の維持・管理、公共サービスの提供を今後どのように効率的に進めていくかという命題にもつながるものと言えます。医療や福祉、子育て支援などのニーズに対応しながら公共施設の再編とまちづくりをどう進めるかが大きな課題となります。
 一方、大都市郊外部において鉄道は重要なインフラであるとともに、駅周辺は沿線エリアの拠点としての役割を担うことがこれからも期待されています。行政、住民、民間事業者が一体となって沿線型のコンパクト・シティの形成を進めることが求められています。
 本セミナーでは、国土交通省都市局都市計画課施設計画調整官 菊池雅彦氏をお招きし立地適正化計画の考え方や概要についてお話いただくとともに、佐倉市資産管理経営室長の増澤文夫氏から佐倉市におけるファシリティマネジメントや公的資産活用などの取り組みについて、日建設計総合研究所上席研究員 児玉健氏から沿線型コンパクト・シティの形成についてそれぞれお話しをいただきました。さらに関西学院大学総合政策学部教授 角野幸博氏によるコーディネートのもとコンパクトなまちづくりの実現に向けて議論を深めました。
日時 2014年11月20日(木)
15時~17時50分
開催場所 <セミナー>
CIVI北梅田研修センター 5階ホール
 大阪市北区芝田2-7-18 オーエックス梅田ビル新館5階 (地図)

<懇親会>
世界のビール博物館(グランフロント大阪北館地下1階)
プログラム 14:30 開 場
15:00 開 会
    講演1「コンパクトなまちづくり~立地適正化計画について」
     国土交通省 都市局 都市計画課 施設計画調整官 菊池 雅彦 氏
15:50 講演2「佐倉市におけるファシリティマネジメントの取り組み」
     佐倉市 資産管理経営室長 増澤 文夫 氏
16:20 休憩
16:30 講演3「トランジット・オリエンテッド・デベロップメント型都市づくりの提案」
     日建設計総合研究所 上席研究員 児玉 健 氏
17:00パネルディスカッション「コンパクトシティの実現に向けて」
    コーディネーター
     関西学院大学 総合政策学部 教授 角野 幸博 氏
    パネリスト
     国土交通省 都市局 都市計画課 施設計画調整官 菊池 雅彦 氏
     佐倉市 資産管理経営室長 増澤 文夫 氏
     日建設計総合研究所 上席研究員 児玉 健 氏
17:50閉 会
18:00懇親会
参加費 セミナー 無料
懇親会 3,000円
参加人数 約170名
内容 講演録はこちら

≫事業実績一覧へ戻る