御堂筋オフィス街のソフト面での活性化策の検討調査報告会
《主催》京都工芸繊維大学
公益財団法人都市活力研究所
京都工芸繊維大学デザイン経営工学課程 製品産業経営研究室と公益財団法人 都市活力研究所が御堂筋まちづくりネットワーク及び船場げんきの会の協力を得て、平成26年度から平成28年度にかけて実施した御堂筋オフィス街のソフト面での活性化策の検討調査の報告会を開催しました。
情報化やグローバル化の進展などの経営環境の変化から、オフィスワーカーには、より高度で、より効率的な知的生産活動が求められています。そのため、オフィス街としての魅力を高めるためには、単に最新設備の導入などのハード面だけでなく、オフィスワーカーがモチベーション高く快適に職務に従事できるソフト面の充実も欠かせなくなっています。本研究では、ソフト面の魅力のひとつと考えられるコミュニティ活動に着目し、オフィス街の特色を活かしたリアルなコミュニティ活動への継続的な参加により、その活動場所に対する興味や愛着を高め、その結果当該地域の活性化につながるのではないかとの仮説のもと、実際にコミュニティ活動を立上げて運営しその活動に継続的に参加することによる参加者の意識変化などを調べることで、その仮説を検証しようと試みました。
この調査結果を京都工芸繊維大学デザイン経営工学課程 製品産業経営研究室 教授 川北 眞史 様よりご報告いただきました。