都市活力研究所/業務実績詳細

主催:公益財団法人 都市活力研究所
後援:国土交通省 近畿地方整備局
後援:一般財団法人 都市みらい推進機構

　今年度4月の内閣府、都市再生本部において、都市再生に取り組む基本的な考え方が17年ぶりに改訂され、人工知能、IoTなどSociety 5.0の革新的技術の社会実装を進めていくなど新たな取り組みの方針が定められました。一方、国土交通省では、8月に「スマートシティの実現に向けて【中間とりまとめ】」を公表するとともに、スマートシティの実証実験の推進に係る実証調査を広く公募し、この度、実施プロジェクトを決定されました。この機会に、これからの都市再生のあるべき姿を見通すとともに、スマートシティに関するビジョンの共有を図るべく、シンポジウムを開催いたしました。
　本シンポジウムに国土交通省都市局 技術審議官 徳永幸久 氏を大阪にお招きして「まちづくりの新たな展開～スマートシティを中心に～」と題してご講演いただきました。また、大阪市 都市計画局長 高橋 徹 氏からは「大阪市における都市再生の展開～スマートシティをめざして～」、株式会社日本総合研究所 調査部 主任研究員　野村 敦子 氏からは、「スマートシティ2.0に向けた国内外の取り組み」と題してそれぞれご講演いただきました。これらの話題提供を踏まえ、筑波大学 システム情報系社会工学域 教授 谷口 守 氏によるコーディネートのもと、これからの都市再生の推進とスマートシティの実現に向けて、様々な視点から議論を深めました。