事業実績

2020年12月16日(水)

第29回バイオメディカル研究会

第29回バイオメディカル研究会
「withコロナ時代の創薬」

 現在の新型コロナウイルスに対する広義の創薬(ワクチン・抗体・治療薬)の取り組みは、マスコミの報道等の影響もあり、必ずしも一般大衆に正しく理解されていない部分がある。ドラッグリポジショニングは治療薬開発における最初のステップであり、その後必要となる新規治療薬の開発にはもちろん長い道程が必要である。世界の経済活動が回復し、拡大することによって、今後も新型の感染症が出現し、広く伝播する可能性は低くない。そこで、新型コロナウイルスを含めた新型ウイルスについて知り、これらに対応するための広義の創薬および感染制御の取り組みと課題について整理し、バイオインフォマティクスが果たすべき役割について議論しました。
 なお、次回は2021年4月頃を予定しています。

【主催】NPO法人日本バイオインフォマティクス学会
【共催】公益財団法人都市活力研究所
【後援】NPO法人近畿バイオインダストリー振興会議
    NPO法人バイオグリッドセンター関西
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プログラム(講演要旨含む)

日時 2020年12月04日(金)
13:30~16:00
開催場所 新型コロナウイルス感染拡大防止のため公益財団法人都市活力研究所よりオンライン配信しました。(Zoom使用)
プログラム 13:30 開会挨拶
13:35「新型コロナウイルスの性状とワクチン開発の現状」
    松浦善治先生 (大阪大学 微生物病研究所 教授)
14:05「バイオインフォマティクスを用いた感染症研究」
    伊藤公人先生 (北海道大学 人獣共通感染症リサーチセンター 教授)
14:35 休憩
14:50「新興・再興感染症ウイルスに対する薬剤開発の展望」
    佐藤彰彦先生 (北海道大学 人獣共通感染症リサーチセンター
            シオノギ抗ウイルス薬研究部門 客員教授)
15:20「多分野共同研究による新型コロナウイルス治療薬の探索」
    渡士幸一先生 (国立感染症研究所ウイルス第二部 主任研究官)
15:50 閉会挨拶
16:00 終了
参加費 無料
参加人数 105名
内容 ★実施報告書(主催者WEBサイト掲載)★
「実施報告書」

★講師プレゼン資料★
松浦善治先生(前半)(後半)
伊藤公人先生
佐藤彰彦先生(前半)(後半)
・渡士幸一先生の資料はご本人の希望で非公開です。ご了承ください。

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