日時 |
2024年07月02日(火)
【開催時間】14:00~16:00 |
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開催場所 | オンライン:zoomウェビナー |
プログラム |
講演Ⅰ 14:00-15:00 「データ駆動的患者層別化と創薬標的探索に向けたAI 開発」 医薬基盤・健康・栄養研究所 AI 健康・医薬研究センター センター長代行 バイオインフォマティクスプロジェクト プロジェクトリーダー /徳島大学 先端酵素学研究所 特任教授(併任) /大阪大学 蛋白質研究所 特任教授(併任) 夏目 やよい 氏 臨床試験Phase II 試験での失敗率は約70%に上り、その主な原因は有意な薬効が得られないことである。実験動物では認められた薬効がヒトでは認められず、動物モデルを用いた創薬標的探索には限界があるといえる。我々は、ヒトの情報を基にした創薬標的探索を実現することを目指し、対象疾患患者の診療情報とオミックスデータを活用してデータ駆動的に患者層別化・創薬標的探索を行う技術を開発した。本講演では、これら研究成果について紹介する。 講演Ⅱ 15:00-16:00 「生体イメージングによる難治性疾患の病態理解と創薬への応用」 神戸大学 大学院医学研究科 未来医学講座 免疫学分野 教授 菊田 順一 氏 我々は、二光子励起顕微鏡を駆使して生体内で破骨細胞が骨を壊す様子を可視化することに成功し、各種関節リウマチ治療薬がそれぞれ異なる作用機序で骨破壊を抑制し得ることをin vivoで明らかにした。さらに最近、肺線維症や強皮症など難治性疾患のin vivo病態評価系を立ち上げ、新規治療法の開発にも取り組んでいる。本講演では、生体イメージング技術の有用性と将来性について、最新の研究成果を紹介しながら議論する。 |
参加費 | 無料 |
参加人数 | 【セミナー】125名 |