日時 |
2024年12月17日(火)
【開催時間】14:00~16:00 |
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開催場所 | オンライン:zoomウェビナー |
プログラム |
講演Ⅰ 14:00-15:00 「代謝経路を測量してバイオものづくりに活用する」 大阪大学 大学院 情報科学研究科 教授 松田 史生 氏 近年、持続可能な社会の構築に向け、再生可能なバイオマス原料から微生物発酵で燃料、化学品原料などに変換する「バイオものづくり」への期待が高まっている。われわれは、微生物の発酵能力を自在に活用するために、その裏方で働いている「代謝経路」を計測する技術を開発し、測量結果をもとに合理的な代謝経路の拡張を試みてきた。これまでの取組を紹介し、そこから見えてきた今後の展望を紹介する。 講演Ⅱ 15:00-16:00 「腸内細菌叢のメタゲノム解析を基盤とした新規治療法の開発」 大阪公立大学大学院医学研究科ゲノム免疫学 教授/ 東京大学医科学研究所ヒトゲノム解析センターメタゲノム医学分野 特任教授 植松 智 氏 私たちは様々な疾患の患者糞便において全ゲノムシークエンスによるメタゲノム解析を実施し、遺伝子の網羅的な解析から腸内細菌叢の機能を評価している。そして、機能障害や疾患発症に関わるpathobiontの同定を試みている。pathobiontに特異的に感染するウイルス「バクテリオファージ」のメタゲノム解析から、それらを排除できる抗菌剤の開発を行っており、幾つかの疾患でその応用例を紹介する。 |
参加費 | 無料 |
参加人数 | 【セミナー】106名 |